広告活動

テレビCM
消費者金融業者のテレビCMについては、日本弁護士連合会などのテレビCMの中止を求める意見書を受け、2005年ごろから、午後5時~9時までは放送しないとする方針を決定した。また、消費者金融の意図を伝えていないもの、警告表現のないものは規定不適合とされ、放送が不可能になった。この規定によってCMの差別化が困難になり、長らく放送されていた「武富士ダンサーズ」や「初めてのアコム」などの借り入れをあおるようなコマーシャルが姿を消し、制服を着た女性社員(またはタレント)や、「事前に無理なく計画を立てましょう。立てないとこうなりますよ」を比喩的に表現した、内容が似たようなCMが中心となっている。また、これを機に自動契約機のCMも姿を消した。さらに、2006年4月からは午前7時~9時と午後5時~10時までは放送できなくなった。午後10時から深夜0時までについても、各社のCMをそれぞれ月間100本までに制限することとした。
かつては、最後に「ご利用は計画的に」などの1、2文程度の注意が表示されていたが、2005年頃から注意文が最低でも3文に増やされた。

ラジオCM
ラジオでは、大手の他に中堅会社のCMも多く出稿されている。

新聞広告
全国紙には、主に大手業者の広告が多く掲載される。1990年ころまでは全国紙にサラ金の広告はなかったが、大手の株式上場のころから新聞社の掲載基準が変更されたのか、広告を見かけるようになった。
一方、スポーツ紙や夕刊紙では、大手業者以外にも三行広告の形で、業歴の浅い中小業者が広告を掲載しているケースが多い。スポーツ紙や夕刊紙の広告は、かねてから誇大広告や多重債務への引き金などの問題がいわれており、2008年4月21日の紙面を対象に金融庁などが広告を調査した結果によると、約8割の業者が表示項目の欠落や誇大表現などの不適正な広告を行っているとされ、該当業者に対しての行政指導が行われた。

交通広告
電車内や駅構内などの広告スペースに、専業大手や銀行グループ、クレジットカード、不動産担保融資の貸金業者の広告が掲示されていることが多い。

CM出演者

武富士 ≫ 佐藤寛子→江本孟紀→内田有紀

プロミス ≫ 井上和香→中川翔子、AAA

アコム ≫ 小野真弓→品川庄司・石坂ちなみ →熊田曜子→木内晶子→石原あつ美→江波戸ミロ→大島麻衣→タモリ・石原あつ美

レイク ≫ 浅香友紀・ふかわりょう→夏川純→山田優

三洋信販 ≫ 飯島直子→安めぐみ、小畑麻美、坂本千夏→山口美沙→鈴木亜美

ディック・アイク ≫ 東原亜希

アイフル ≫ 安田美沙子→→うえむらちか

モビット ≫ 桃井かおり、竹中直人

DCキャッシュワン ≫ 加藤茶・加藤晴彦→乙葉→米倉涼子

アットローン ≫ ユースケ・サンタマリア→高橋克典・滝沢沙織→大塚寧々

シンキ ≫ 高橋真唯→浜田翔子

しんわ ≫ ほしのあき